2014年5月13日火曜日

IFTTT 使ってみた!(iPad) と電子カルテについてちょっと。

4月から新しい病院で働くことになり、慣れない電子カルテや当直、連日の歓迎会で苦労しておりましたが、1ヶ月が立ちやっと慣れてきました!特に処方するときのDPC上の病院ルールや、処方箋の書き方が病院ごとに統一されてないのが辛い。未だかつて使いやすい電子カルテというものを見たことが無いです。昔のGIMPよりごちゃごちゃしてる。

なおかつ、データの保管フォーマットも会社ごとに異なるせいで、匿名処理と国をあげてのビッグデータ分析の大きな障害になっています。

この分野にこそ、AppleやGoogleに参入していただきたいと思います。もちろん危険性はあると思いますが・・・。それはイントラネットの現行型の電子カルテでも同じことです。LANケーブルやUSBが封印されていないものがほとんどであるため、結局はやろうとさえ思えばセキュリティを突破することは可能であるため、匿名化した上でのオンライン保存とイントラネットを組み合わせることはセキュリティ上問題はないと思う。この分野にベンチャー企業が参入する余地はないのだろうか。アメリカではすでにビッグデータ解析は法律上も整備されていますが、日本ではまだ法整備すら未熟なままです。そしてウルトラ高い電子カルテ。もうちょっと安くなればいいのになぁ。

ちなみにこの手法はTEDでもすでにあげられており有名です。
素晴らしすぎるプレゼンをご覧ください。
 




さて、本筋と外れてしまいましたが、IFTTTをご存知でしょうか?
IFTTTは各種オンラインサービスやiOS、Androidとの連携プレーを実現します。
例えば、

ナショナルジオグラフィックの毎日の写真を自動的にDropboxにアップロード。

iOSのスクリーンショットを自動的にDropboxへアップロード。

地域を指定して、明日雨なら7時にiPhoneやiPad上にアラートを表示。
feedlyあとから読むに保存した記事を自動的にPocketへアップロード。

Pocketでスターをつけた記事を自動的にEvernoteへ保存。

こんなサービスを主に使っています。あとはXperiaZで撮った写真をすべてCopyへアップロードなんか使ってます。

どうやってこんなことを・・・と思われる方が多いと思います。基本的にはIFTTTサーバー側にそれぞれのサービスに対するアクセス権のすべてを委ねることで連携が実現します。これは人によってセキュリティ上大きな問題になります。ただ、先日のDropboxの問題や、SSLの問題もあり、クラウドは必ずしも安全とはいえない事実が明らかになりつつあります。

ゆえに、他者に見られてはいけない情報はクラウド管理しないということさえ徹底していればIFTTTはそれなりに有用だと思います。

あと僕の場合、すでにパスワード管理がすべてOnline Cloud管理なので、抵抗がなくなっているのかもしれません。ほとんどのサービスでパスワードがランダム化して最大文字数設定ですし。

なのでもし導入するのであれば1PasswordLastpassも一緒に導入してみてはいかがでしょう。
ここ最近一番おすすめです。ちなみにroot化されたAndroidならTaskerでも同じようなことが色々できます!

Tasker+IFTTTはさらに色々できます
ex.
XperiaZが家の周囲についたらマナーモードとスタミナモードを解除して、BluetoothとWi-FiをOnにし、スピーカーとXperiaZをBluetoothで接続し、家のhueを起動して、帰宅時間をGoogleカレンダーに記録(時間外請求をあとで書くため)
なんていう複雑なレシピを半日かけて作ってみましたが、結局使ってません。

2014年2月15日土曜日

[Weblock応用] Chrome/Firefoxでもダミープロキシ経由で広告をブロック [Windows] [Chrome] [Firefox]

Weblockをいじっていてふと思ったことがあります。WindowsやMacでもプロキシでjsを指定すれば使えてしまうのではないか?ということです。

*Weblock関連の以前の記事はこちらから。
Weblock List for Japanese [iOS] [日本語] [domains]
Weblock for iOS で広告フリーライフ! [脱獄不要] [iPad Airで使用中]

実験してみた結果、普通に使えた☆試してはいませんが、おそらくAndroidでも使えるはずです。

そして、wl.is以外のサーバーにおいても問題なく動いてしまうという点にも気づき、SugarSyncとcubbyにWeblock.jsを設置して直リンクを生成しました。
https://www.cubby.com/pl/Weblock.js/_35566150eea6485c880ea538b03d503b
https://www.sugarsync.com/pf/D2728038_217_17482088(転送量オーバーでリンク無効に。)

そして、IEやChromeの設定ですが、
設定 > 詳細 > ネットワーク > プロキシ設定の変更 > 接続 > LANの設定
からできます。心配な方は中身を確認してから設定してくださいね


上記のSSで使用しているアドレスは wl.is のものですが、
SugarSyncでも大丈夫です!下記参照



最後にFirefoxでの設定方法です。


どうやらアプリケーションの初回起動時にしか読み込んでない感じなので、Windowsで試してみて特に動作が重くなったと感じることはありませんでした。

2014年2月14日金曜日

Weblock for iOS で広告フリーライフ! [脱獄不要] [iPad Airで使用中]

Weblock - AdBlock for iOSWi-Fi環境においてプロキシ経由でサイトに接続することで広告の読み込みを防いでくれるアプリです。通信料の軽減と、ChromeやiAdsを含むあらゆるアプリで広告を読み込むことなく使用することができます。(例外的に広告の読み込みを起動条件に設定してるアプリでは起動できなくなります)
うぇぶろっく!
Proxyを経由するということで、大切なデータ情報(パスワードやID等)を収集されたり、Trackingの危険性等を懸念なさる方もいらっしゃるとおもいます。これについてWeblockはDefaultでIP 8.8.8.8 (port 53)を介するダミープロキシサーバーを経由させているのでセキュリティには影響しないと公式サイトに記述しています。しかし通信プロトコルかソースを解析しないとこの情報が正確であると証明できないので、確実にすべてが本当かどうかは分かりません。パスワードや履歴を収集することはまずないとは思いますけどね。(誰かが気づくし)

Wi-Fi環境のみでしか使えないのが難点ですが、vpnを介することでLTEでも使うことができます。

iPad Airで使っています。今のところ安定性も高く、動作が重くなることもなく快適に使えています。何より脱獄不要なのが嬉しいです。通信速度もプロキシ経由だからといって制限されることもありません。

AndroidのAdawayではhostsを改変して、登録したhostに対してのみ読み込みを制限しますが、Weblockでは「?」や「*」をつかうことで包括的に管理できます。

例えば、
img01.ads.commercial.com
img02.ads.commercial.com
banner.ads.commercial.com
にある広告をブロックしたい場合、

Adaway Androidでは
img01.ads.commercial.com
img02.ads.commercial.com
banner.ads.commercial.com
この3つを登録する必要があります。

一方のWeblockでは
URL: *.ads.commercial.com
もしくは
URL: img0?.ads.commercial.com
URL: banner.ads.commercial.com
もしくは
Domain: commercial.com (Include Subdomeins: ON)
もしくは
Domain: ads.commercial.com (Include Subdomeins: ON)
どれか1つを登録するだけでブロックできます!これは画期的。「?」(クエスチョンマーク)と「*」(ワイルドカード)の使い方に注目です。このアプリが最強の理由です。

なぜ最強なのかというと、今までのhostsファイルと異なりまとめてブロックできることに尽きます。

例えば、
*ads.*
と登録すればURLのどこかに「ads.」を含むものを片っ端からブロックできますし
adserv*
とすれば、先頭がadservから始まるすべてのURLをブロックできます。これは目からうろこ。
あとは先ほどの
img0?.ads.commercial.com
を例に上げると、?部分が0~9に該当しすべてまとめて弾いてくれます。

さて設定方法ですが、まずインストールしてから
ブロックしたいものを選択します。一番下のBlock ImagesとBlock JavaScriptはブロックしないことをオススメします。

日本語サイト向けの広告のブロックリストがdefaultでは少ないのである程度のアプリとURLをマクロ解析してURLを抽出し手作業で入力!
リストのインポートに対応して欲しいですね。
載せていいのかすごく謎ですが、Apple Storeで公開しているアプリなので当然初期設定ではApple社のiadをブロックしません。しかしBlacklistに登録することでiadを完封できます。それが以下の2つ。


iadsdk.apple.com
iadc.qwapi.com


そして最後にSetupからプロキシ用のアドレスをコピーします。
URLを消していますが、察してください。

そして、さきほどコピーしたURLをWi-Fiの設定メニューより
HTTPプロキシ > 自動 > URL
の部分に貼り付けます。

これで設定は終了です。使用するWi-Fiごとに設定する必要があるので、他のWi-Fiに接続するならもう一度同じ設定をしてください。(DNSは高速接続用のを使ってます。)

そして某有名サイト様のHPをお借りして、設定が反映されているか実験。

Complete!!!!!

読み込み速度も特に変化している様子はありません。このまましばらく使ってみて何かあればまたレビューします。あとは、リストのインポート&エクスポート機能がつけば完璧。
Weblock用のリストまとめはこちらからどうぞ!!!

あと、.jsの中身を置いておきますので、よかったら参考にしてください。

おそらく仕様として、Weblockをインストールしなくても.jsファイルを直リンクでhttpプロキシに指定すれば使えるはずです。実験では成功しました!!!!
https://www.sugarsync.com/pf/D2728038_217_17482088(転送量オーバーでリンク無効に。)
最後に、もし記事が参考になったと思われる方!!
クラウド型ファイルストレージのCopyを使ってみませんか?
容量制限 : 初期15GB + 1人紹介につき+5GB
転送量制限 : 制限なし
といった特徴を兼ね備えています。このサイトのサービスを利用することで直リンクも生成することが可能です。インターフェイスも洗練されていて今のところメインにつかっているcubbyと同じく、かなり使いやすくなっています。それほど難しい英語は使っていないのがポイントでしょう。日本語のファイルも扱えます。

上記のリンクから登録していただくとお互いに5GBの容量を取得することができるのでよろしければ登録をお願いしますm(_ _*)m

2014年1月27日月曜日

SugarSyncから共有ファイルをダウンロードできなくなっている件について。

SugarSyncで配布してるhostsファイルなどが現在ダウンロードできなくなっています。サービスの変更か、帯域が多すぎたのか、ダウンロードが多すぎたのがいけなかったのか原因は不明ですが復旧まで少々お待ち下さい。

また、以下のリンクからまだダウンロードできるっぽいので
https://app.sugarsync.com/wf/D2728038_217_00766805
Adawayのhosts登録先の変更はせずにしばしお待ち下さい!!

ご利用いただいてる皆様、どうもありがとうございます。
無事SugarSyncの方が復活しました。Dropboxにしようか結構考えましたが、配布メインでDropboxを利用していると規制に引っかかりそうな予感がするのでやはり、乗り気にはなれず・・・。しかし、今後もこのようなことが続くとめんどくさいので新しいアップロード場所を考えようかな。どなたかオススメを教えて下さいm(_ _*)m

SugarSyncからメールが来ました。
-------------------------------------------------------------------
SugarSyncのお客様へ 

以下の共有パブリックリンクが当社の使用条件に違反しているか、許可される帯域幅を超えています。https://sugarsync.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/267 

パブリックリンクのファイル名:hosts_Ultimate.txt
-------------------------------------------------------------------

これは困った。配布メインだと規約違反なのかな。転送量は10GB/月程度と推定。早急に対処せねばアカウント停止らしい。ピンチや・・・。繰り返しますが、オススメを教えて下さい!!!!

Cubbyアカウントを取得してみた
https://www.cubby.com/pl/hosts_for_Adaway.txt/_680e34d41b734958907ebef4380805f4
https://www.cubby.com/pl/hosts_for_Windows8.txt/_e7b7c8ae88b245e4ac0ae70e94b0b35a
https://www.cubby.com/pl/hosts_Ultimate.txt/_15815deb4359441cbc9ce6b7a52c8eb0
https://www.cubby.com/pl/adblock.ini/_10380b25dfd44c8aaef8bd3971513b54
https://www.cubby.com/pl/Blacklist_Exception_Rules.txt/_fae30f5c632e453e8e9a690aab07e966
https://www.cubby.com/pl/removeonevent.crx/_b2f0c55ed4944868831dd2ceaf8efe06
https://www.cubby.com/pl/Custom.css/_c12d72fe272a451e9fcd79f1005c2e83

copyアカウントも取得してみた
https://copy.com/BjsDd1DHLjp7
https://next-d.copy.com/MsOcXg8G2EP8

copyは15GBで紹介するたびに5GBずつ増えていきます。ヾ(*'ω'*)ノ

直リンを作るにはCubbyのほうがよさそうですが、規約を完全に理解しているわけではないのでまた転送量が増えるとアカウント停止の警告を受ける可能性がありそうです。。゚(゚´Д`゚)゚。

2014年1月18日土曜日

モバイルChrome32 通信データ圧縮機能に広告ブロックを無効にしてしまう仕様あり!

AndroidおよびiOS版のChromeで先日実装になりましたこの機能ですが、Chromeの「設定」メニューから、「帯域幅の管理」→「データ使用量を節約」オンにすることで使用できます。





Googleに設置したデータ圧縮用のプロキシーサーバーを経由し、ウェブページの読み高速化技術「SPDY」を利用するとともに、画像をWebPフォーマットに変換することなどで、最大50%のデータ通信量の削減読み込みスピードの向上をうたっていますが、
hostsによる広告ブロックを解除する場合があります。

Gig○zineさんを例に挙げさせていただくと・・・

↑データ圧縮オフ


↑データ圧縮オン



本質的な仕組みとしてはおそらく、初回アクセス時にGoogleが採取したキャッシュを圧縮してそれをユーザーに送っているので、読み込みの遅いサーバーを使っているようなWebページでは読み込み速度が向上するとは思うが、そもそも高速なサーバーを使用しているようなところではそんなに差が出るとは思えない。

ちなみにボクのXperia ZだとChromeよりMercuryのほうがサクサク動きます。

2014年1月5日日曜日

DNS Serverの変更で高速化 [129.250.35.251,129.250.35.250]

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
新年の最初にDNSサーバについて調べてみました。2012年頃流行したTweakですね!

詳しい説明は省きますが、yahoo.co.jpなどのドメインへの接続速度に関わる部分を変更することが可能で、接続するサーバーによってスピードが変わってきます。よって、どのサーバーに接続すれば一番速いか久しぶりに調べてみました。

「実験結果」

結果はやはり以前と同じく、NTT AmericaとGoogleが2強を誇っていますね。

この結果を踏まえ、ネットの快適性を求めてiPad Airで設定を変更してみました。
今回はNTT Americaを選択してみようと思います。

ついでにiOS7での設定変更方法を載せておきます。

画像で一目瞭然だと思いますが、Wi-Fi > IPアドレス > DHCP > DNSの部分を


129.250.35.251,129.250.35.250

に書き換えてください。(元に戻せるように初期設定のメモを忘れないように!)
上記のテキストをそのままコピーして貼り付けで大丈夫です。(スペースも補完されます!)
これで設定画面を閉じるとWi-Fiが自動的に繋ぎ直されるので、設定終了です。

PCやAndroidでも同じようなことができるんですが、スクリーンショットを用意できないので、
あとは各自興味があったら調べてみてください。

実際に設定してみて劇的な変化は感じることができませんでしたが、ブラウジングで引っかかる感じが解消されたように感じます。